2009年02月11日

ユーゴスラビア軍その1

アフガン派遣ソ連軍について続きを書こうかと思ったのですが、人気のあるネタは小出しにした方が続くので今日は人気の無いwユーゴ軍について。

自分が初めて参加したリエナクト系イベントもユーゴスラビア紛争イベントだったこともあり実はユーゴって大好きです。
高校生の時にさめさんのHPでユーゴイベントのレポ読んでこんなイベントがあるのかと感動し、その二年後位に上京した折に参加したのが第三回のユーゴ戦でした。その時に出会った人達に色々教えてもらったり譲ってもらったりして気づいたらこんなになってましたw

ユーゴスラビア軍その1
シャーク先輩の同人誌に載っていた綺麗な鶴屋君w
(軍服と遊ぼう!7ぼくたちのボスニア・ヘルチェゴビナ&コソボ紛争より)


閑話休題


ユーゴスラビアといえば紛争の方日本では有名ですが(どっちゃにせよごく一部に)今回は崩壊前のユーゴスラビア連邦の軍装を自分のコレクションを交えて紹介しようと思います。

初期連邦軍空挺部隊
ユーゴスラビア軍その1
着用している迷彩服は海外ではストーンパターンと呼ばれているタイプ。連邦軍の最初期迷彩服と思われます。しかしユーゴ内戦でも着用例アリ
ユーゴスラビア軍その1
エネミーラインのラストに出てくるセルビア民兵の狙撃兵が着用していたのもこの服です

またStg44を使っていますが、ユーゴ軍の小火器近代化は意外と遅くAK47のライセンス生産品であるM64が登場するまではKar98kとSKSが主力小銃でした。しかし実際の所はユーゴオリジナルAKであるM70が採用されるまではSKSとの混用だったようです。
Stg44は戦後賠償の一部でしょうか?他にMG42の製作機械も賠償で受け取りM53という型番で生産していました。ヤフオクなんかにでるMG42もこのM53が多いです(刻印以外変わらないんですけどね)
ユーゴスラビア軍その1
何か変な感じ。多分60年代前半位?


ユーゴスラビア軍その1
海外ではイエローブランチカモと呼ばれている迷彩服

ストーンパターンの次に採用されたのではないかと思います。連邦軍のポンチョもこの迷彩です。
Ebay等ではスナイパースーツという名前で出ることが多いですが、実際の所はソ連のKLMKの様に偵察隊等で使用されたのではないかと。
ユーゴスラビア軍その1
害虫駆除のおっさんみたいです


自分の持っているイエローブランチ迷彩服もちょっと紹介
この迷彩服は
ジャケット
メットカバー兼フェイスベール
パンツ
手袋
で構成されてるのですが、更にそれを収める袋があります。全部入れるとこんな感じです
ユーゴスラビア軍その1

手袋・・・というより手甲っぽいです
ユーゴスラビア軍その1
ユーゴスラビア軍その1

オーバージャケットの為ポケットは胸以外すべて貫通タイプ。空気抜きなのか脇がパックリ開いてます。更に股部分も大きく開いており脱糞するとき迷彩服に生物兵器が付着しないように細かな配慮がなされている様です


次回は紛争でお馴染みM93迷彩を紹介しようと思います



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Posted by Pfc.Tsuru at 18:44│Comments(3)その他の軍隊
この記事へのコメント
>何か変な感じ
ソ連偵察兵にしか見えないwww
この迷彩イーベイで出てるよね・・・ほすぃ
Posted by ツァスタバ at 2009年02月11日 20:09
 SKSカービンのユーゴ版(これもM○○って名称があったかと思います)もM53などと同様によく無稼動実銃になってますよね。7.92mmを長く使っていた辺りもユーゴの外交政策が独自のものだったのをよくあらわしています。
Posted by ビッキー池田 at 2009年02月12日 13:23
>ツァスタバさん
ていうか服の作り(特にフードとか)もろソ連の戦中迷彩服っぽいんですよね
俺も欲しいです

>ビッキー池田さん
日本で出回ってるMG42はユーゴ製凄い多いですね。SKSは中国製も多いですが

ユーゴはワルシャワパクトにも加盟していませんでしたし。初期ユーゴ軍は米軍供与のウィリスジープやらジャクソン使っていたり興味深いです
Posted by 鶴屋軍兵鶴屋軍兵 at 2009年02月19日 01:45
 
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